新型インフルで3歳女児死亡 大阪 | 医学ニュースの深層

新型インフルで3歳女児死亡 大阪

 大阪市は28日、新型インフルエンザに感染した大阪府門真市の女児(3)が死亡した、と発表した。基礎疾患(持病)はなく、死因はインフルエンザ脳症。

 大阪市によると、27日に発熱や腹痛で近くの診療所を受診し、簡易検査で陽性だったためタミフルを服用。症状が悪化して大阪市内など2カ所の病院に搬送されたが、28日朝に死亡し、詳細(PCR)検査で新型感染が確定した。(共同)



コメント:


 新型インフルを前にして、このごろ、小児のタミフル脳症の線を、Mediaが忘れたかのようになってるな。

 昨年あたり、あれだけ騒ぎになったし、その後も、タミフルの副作用の件で、嫌なデータが出て来たりして、

本来ならば、あんまり推奨できないが、いつの間にやら、タミフル・タミフルと・・・。

 リレンザのほうが安全だけど、使い勝手が悪いのは変わらない。


 そういうことを含めて、今、新薬の早期の「限定承認」をと言っているが、まあ、この国は、米国に比べても悠長なもんだ。