新潟の病院2児にタミフル耐性 同じ病室、新型インフル | 医学ニュースの深層

新潟の病院2児にタミフル耐性 同じ病室、新型インフル

 新潟県は27日、県内の病院で同じ部屋に入院し、新型インフルエンザを発症した子ども2人から採取したウイルスに、治療薬タミフルへの耐性を示す遺伝子変異が見つかったと発表した。

 厚生労働省によると、タミフル耐性ウイルスの確認は国内17、18例目。

 県によると、ウイルスが入った後にそれぞれの体内で変異したか、耐性を持ったウイルスが人から人へ感染した可能性が考えられる。

 基礎疾患(持病)のため入院していた未就学の女児が10月9日に発熱。翌10日、同室で持病のため入院中の小学生の男児とともに、タミフルの処方を受けたが、男児も13日に高熱を発症した。

 15日の遺伝子検査で新型インフルエンザ感染を確認。2人は既に回復しており、この耐性ウイルスは家族など周囲に感染はしていないという。(共同)



コメント:


 このケースに関して、厚生労働省は、「過度に心配する必要は無い」とコメントしている。一般の方は、それでいいけど、俺らは、心配しているよ・・・準備の観点から。

 だから、薬の承認の「順番」と方法、そして、リスク評価の方法と迅速なリスク回避。

・・・これらを国は、間違わないでね(ハート)