インフル季節性と異なり予測困難 患者1千万人超で厚労省
7月上旬以降のインフルエンザ患者数の累計が1075万人(推計)に達し、その大半が新型とみられることについて、厚生労働省は27日、「流行が早かった大都市圏で高止まりとなっている上に、そのほかの地方で増加している。季節性インフルエンザとは異なる流行パターンで、今後の予測は難しい」との見方を示した。
厚労省によると、1075万人の年代別内訳は0~4歳が95万人、5~9歳が285万人、10~14歳が309万人、15~19歳が168万人と多い一方、60代と70代以上はそれぞれ5万人にとどまり、若年層に偏った流行となっているのが特徴。
ただ、厚労省は「今後、流行状況が変化して高齢者に広がれば、死者が増えることも考えられる」と注意を呼び掛けている。(共同)
コメント:
流行のピーク期間は、前の私の予想より、若干、後にずれそうですね。
困ったことに。余計に、年末の地獄絵図の予想が現実になるリスクが高まるではないか・・・。
なお、季節インフルですら、よく、ここでも述べたし、そして欧米の一流専門家がScience誌で指摘したように「(季節であれ、新型であれ)インフルエンザは、いままで、人類の予想を悉く裏切ってきた」。