ワクチン接種後、新型で死亡 国内初、鹿児島の看護師
鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した同県内の30代の女性看護師が、同日未明に死亡したと発表した。看護師は10月下旬、医療従事者として新型インフルエンザワクチンの優先接種を勤務先の病院で受けていた。厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型に感染して死亡した国内初のケース。
県によると、死因はインフルエンザ脳症。看護師は今月21日に高熱とせきのため受診、簡易検査で陽性だったため治療薬タミフルを処方されたが、症状が悪化し22日に入院。24日に遺伝子検査で新型と確認された。
看護師には脳動脈瘤と甲状腺機能低下症の基礎疾患(持病)があった。
県によると、看護師の同僚や家族、病院で担当していた患者らに症状が出ている人はいないという。
厚労省は今回のケースについて「ワクチンを接種していても、新型に感染して死亡する可能性はある。ただ、重症化する確率を下げることはできると考えており、接種の重要性が減るわけではない」としている。(共同)
コメント:
だから、新薬承認(限定使用)を前倒ししろって!
なぜ、決断できないのか?