新型インフル、ワクチン副作用は1万人に1人 WHO発表
【ジュネーブ=藤田剛】世界保健機関(WHO)は19日、新型インフルエンザ用ワクチンの接種による副作用の発生率は1万人に1人(0.01%)程度との調査結果を発表した。副作用は発熱や頭痛、倦怠(けんたい)感などで、通常は48時間以内に回復しているという。
WHOはワクチンの安全性について「60年以上使われてきた季節性インフルエンザ用ワクチンと同程度で、非常に高い」と強調した。
ただ、調査結果では副作用が発生した20人のうち1人は死亡したり、重症化したりしているという。死亡例についてWHOは「これまでの報告ではワクチンは直接の原因ではない」としており、もともと別の疾患を持っていた可能性があるという。
WHOによると、ワクチンはこれまでに全世界で8000万回分が出荷され、すでに6500万回分が接種された。
(日本経済新聞)
コメント:
では、世界標準より、かなり高い死亡率になりますね・・・。
日本での高齢者・基礎疾患ありの方への新型ワクチン接種後死亡率は。
原因解明が急務です。