死者6千人を突破 WHO集計:日本における新型インフルの最強の対策とは…
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は6日、新型インフルエンザによる世界の死者が1日時点の集計で少なくとも6071人に上り、6千人を突破したと発表した。前週比で359人の増加。新たな死者のうち米州地域が224人、東南アジアが56人、日本を含む西太平洋地域が33人、欧州が19人だった。
WHOによると、新型インフルエンザウイルスの活動は北米、欧州、アジアなど世界的に活発化。メキシコでは9月以降、今春の発生時を上回るペースの感染者が確認されている。
東アジアではモンゴルで感染者が増え、季節性インフルエンザが並行して流行していた中国では、新型が主流になった。(共同)
コメント:
世界的には、新型インフルの死亡者数は来月末あたりに1万人に達しそうな勢いだな。
ただ、日本での死亡率は、今の警報レベル時期ですら約0.0005%くらいで、世界の中では突出して低い。
諸外国に比べれば、日本は国民皆保険で、罹れば適切な医療を受けられることが1番の要因だろう。
しかし、このまま、日本で「2番底」の不況が本格化し、保険証をとりあげられる人々が増えてくれば、死亡率は米州地域並みに近づくでしょう。
医学・医療面の更なる充実はもちろん必要だが、日本政府が強力な不況対策を実施することが、日本における新型(これからの季節も含む)インフル対策で最も効果的かもしれない。