新型インフルで都内の5歳児死亡 国内で最年少、基礎疾患なく | 医学ニュースの深層

新型インフルで都内の5歳児死亡 国内で最年少、基礎疾患なく

 厚生労働省と東京都は8日、都内の男児(5)が新型インフルエンザによる脳炎で6日に死亡したと発表した。
男児に基礎疾患はなかった。疑い例も含め国内22人目の死亡者で、5歳は最年少。

 都によると、男児は2日に発熱とせきの症状が出て、翌3日には熱が40度まで上昇。

「医療機関での簡易検査でインフルエンザA型が陽性となり、

治療薬タミフルを処方され帰宅したが、まもなく嘔吐やけいれん、

意識障害を起こしたため、救急搬送されて入院した。


 多臓器不全を併発し呼吸も困難になったため人工呼吸器を着けて治療していたが、

6日夜に死亡した。詳細(PCR)検査で5日に新型インフルエンザ感染が確認されていた。


 都は男児の住む自治体を明らかにしていないが、男児は集団感染したのではなく、

生活地域で散発的に感染した可能性が高いとみている。


 厚労省によると、滋賀県守山市で9月21日に亡くなった

小学1年の男児(7)がこれまでで最も年齢が低かった。


 新型インフルエンザの国内対策では、今月中旬から予防ワクチンの接種が始まる予定。

優先接種の順番は(1)インフルエンザ患者を診る医療従事者、

(2)持病のある人と妊婦、

(3)1歳から小学校低学年の子ども(4)1歳未満の乳児の保護者―となっている。(共同通信)



コメント:


 上記の事例は、タミフル耐性の新型「第2波」というわけではない。

見る限り、通常の季節インフルでも生じているケースだ。

 これから、季節インフル(しかも、タミフル耐性)も流行してくる。

あと、2ヶ月くらい以降に・・・。


 だから、今の新しい治療薬・治療法の承認前倒しをと、そこらじゅうで述べて、こういうブログでも書いている。まあ、インフルの権威だと言ってる、くそ爺(すみませんね、言葉がきつくて)ほど耳を貸さないが・・・。まともな権威は、全面賛成だけど、この国の「老害」は、どうにかなりませんかね?

 まっ、そういう似非権威の爺さんらは、マスコミで「新型は夏には流行しない」と散々言ってた奴らです。私は、それを、ここの記事内でも早々に軽く論破しましたよね。


 上記の報道記事の最終段落で、ワクチン云々がある。

まあ、ワクチンも無視はしませんよ。ただ、今のワクチン煽りで、最大のベネフィットを得るのは、そういう上記の「爺さんら」。

 今の状況は、もう、「今のワクチン」が云々などというフェーズでは、なくなりつつある。