iPS細胞、不整脈患者から作製へ 国立循環器病センターなど
国立循環器病センターは慶応大や京都大などと協力して、
重症の不整脈患者から採った細胞を使い、
新型万能細胞(iPS細胞)を作る研究に乗り出す。
心臓の細胞に成長させて特徴などを詳しく調べ、
患者ごとに最適な治療法の開発に役立てる。
同センターの倫理委員会が3日までに研究計画を承認した。 研究期間は5年。 心拍が突然乱れて不整脈を起こし死に至ることもある 「先天性QT延長症候群」や 「ブルガダ症候群」の約10人の患者から皮膚を提供してもらい、 慶大でiPS細胞を作る。 [2009年10月4日/日本経済新聞 朝刊] コメント:
アレっ?まだ、やってなかったのか? まっ、これから連携して開始するなら、 レトロウイルスでの4因子・3因子で作製したもの以外に、 今年の春先以来、主に海外から発表されている様々な樹立方法 (外来遺伝子を除去するやつとか等)で創ってみて、比較検討して欲しい。 なお、そろそろ「化合物だけで、ヒトiPS細胞樹立」という発表がなされるよ。
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