新型インフルとがん患者、そしてワクチン
新型インフルエンザ対策で、厚生労働省は18日、国内産のワクチンについては季節性のインフルエンザワクチンとの同時接種を認めることを決めた。医師が必要と判断した場合に認め、接種を受ける人は通院回数を減らせる。ただ輸入ワクチンは安全性の確認が不十分のため「当面の間、同時接種を差し控えることが望ましい」とした。同日開かれた政府の対策本部諮問委員会メンバーらとの意見交換会で示した。
さらに意見交換会で、同省は優先接種の対象者とする9分類の基礎疾患(持病)を提示。具体的には、(1)慢性呼吸器疾患(ぜんそくなど)(2)慢性心疾患(3)慢性腎疾患(透析患者含む)(4)肝硬変(5)神経疾患・神経筋疾患(免疫異常や呼吸障害など)(6)血液疾患(7)糖尿病(8)疾患や治療に伴う免疫抑制状態(がん患者など)(9)脳性まひなど小児の疾患――とした。
このうち特に優先して接種する患者の基準も示し、同省は「接種する医師の判断の目安にしてほしい」としている。(日本経済新聞)
コメント:
まず、昨日の記事で書き、各所で述べていたことだが、「新型インフルのハイリスク群に「がん患者」を明記せよ」が取り入れられた。
ワクチンですが、少なくとも、ハイリスクでない方は、無理してまで打つ必要はありません。ワクチンが大好きな専門家は、かなり煽ってますが(笑)。
日常的に、基本的な予防策(手洗い、うがいの励行と、人ごみは必要以外はなるべく避ける)を各自が行うほうが、よっぽど効果的です。
なんか、体調がおかしいなと思ったら、はやめに医療機関へ。