新型インフルの死者2185人に WHO集計
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は28日、新型インフルエンザによる死者数が23日現在で2185人に達したと発表した。WHOの集計ベースで死者が2千人を超えたのは初めて。WHOは特に北半球の国々に対し「感染拡大の第2波」に備えるよう勧告した。
死者の数は前回13日現在の集計に比べ386人増えた。地域別の死者数は米州地域が1876人と大半を占め、ついで東南アジアが139人、欧州が少なくとも85人、日本などを含む西太平洋地域が64人となっている。 ただ、これまでのウイルスの分析からは「毒性や致死性の強いウイルスに変異する兆候はみられない」としている。 WHOは南半球の大半の国ではインフルエンザウイルスの活動はピークを越えたようだとする一方、中米やアジアの熱帯地方では引き続き高水準が続いていると指摘。欧米など温帯地方は概して活動は低調だが、日本は季節的な流行期の初期段階に入ったもようだとした。 欧州疾病対策センター(ECDC)の集計によると、世界の死者数は28日現在で2873人となっている。 コメント: 私が杞憂するのは、あくまで「今のタミフル・リレンザ耐性」を持つという意味での「第2波」(季節インフルとのハイブリッド型)。 なお、昨日の日経新聞の朝刊には、「ワクチン」の輸入に頼ることの是非について、ここでも述べていたような問題点が、専門家間で表明されていた。 これについては、いくらなんでも、薬害を防止するための最低限の試験が必要だ。・・・皆さん、表現は違えども、そう言っている。 |