新型インフル、子供の意識障害に注意 小児科学会、受診勧める
日本小児科学会は22日までに、新型インフルエンザに感染した子供の意識が低下している場合、
インフルエンザ脳症を起こしている可能性があるとして注意喚起した。
脳症を起こすと死亡や障害が残る恐れがあり、小児科などの受診を勧めている。
強い解熱剤は症状を悪化させる場合もあることから「必ず医師に相談して使ってほしい」と求めた。
厚生労働省によると、
同日までに新型インフルエンザに感染して脳症を起こした子供は4~14歳の計6人。
いずれもけいれんや意識障害を起こして入院したが、死亡例は出ていない。
同学会はインフルエンザ脳症の早期症状として、
(1)呼びかけに答えないなど意識レベルの低下がある
(2)けいれんやけいれん後の意識障害が持続する
(3)意味不明の言動がある――のいずれかの症状があった場合、医療機関を受診することを勧めている。
コメント:
季節インフルでも同様なのですが、特に子供には、安易な「市販の解熱剤」の使用は、
控えたほうがいいでしょう。