長寿の島・奄美で死亡割合に変化 食生活変化か、原因分析へ | 医学ニュースの深層

長寿の島・奄美で死亡割合に変化 食生活変化か、原因分析へ

 100歳以上のお年寄りが多く、長寿で知られる鹿児島県の奄美群島で、65歳未満で死亡する男性の割合が全国平均より高いことが14日、県などの調査で明らかになった。黒糖酢をはじめ伝統的な食材を使った食生活の変化などが影響している可能性があり、危機感を抱いた県は、原因解明のために鹿児島大の大学院と協力して詳細なデータ収集を始めた。

 県などによると、2008年10月時点の10万人当たりの100歳以上の人口は、全国平均の32・1人に対し、奄美は約3・4倍の108・9人。

 しかし、今年3月に県が初めてまとめた死亡者の年齢別分析(06年)によると、奄美では65歳未満が男性で24・0%と全国より2・0ポイント高いことが判明した。女性は全国平均を下回っていた。

 実は奄美の男性の平均寿命は05年段階で75・4歳と全国平均より3・2歳短くなっており、県などは65歳未満で亡くなる男性の増加が背景にあると推測している。



コメント:


 食生活の変化か・・・。その影響は、それほど高くないと思うが・・・。

結局、「生活環境」の変化という答えが出てきそうな・・・気がする。