オイオイ;徳洲会、病腎移植月内にも実施へ 4センチ以下腫瘍対象 | 医学ニュースの深層

オイオイ;徳洲会、病腎移植月内にも実施へ 4センチ以下腫瘍対象

 医療法人徳洲会は15日、がんなど病気の患者から摘出した腎臓を第三者に移植する「
病気腎移植」の臨床研究について、グループの倫理委員会で承認を得たと発表した。

対象は直径4センチ以下の腫瘍の腎臓。
月内にも宇和島徳洲会病院(愛媛県宇和島市)と東京西徳洲会病院(東京都昭島市)で
実施できる体制が整うという。

 親族間で、対象の病気を限定しない病気腎移植もする。

それぞれ5年以内に5例ずつの計画。


 徳洲会によると、第三者間の移植は、患者が病気の腎臓摘出を希望し、

提供に同意した場合に移植に使う。移植を受ける患者は、

特定非営利活動法人(NPO法人)「修復腎移植ネットワーク」に登録。

血液型が適合するなど優先順位が高い5人を選定し、症状の重さなどから1人に絞り、

2病院のいずれかで移植手術を受ける。移植後は腎臓が機能しているかや、

がんの再発の有無などを1年間経過観察する。


 提供施設は、徳洲会グループ内と協力病院の計7施設。関西地方に多く、

徳洲会は「1例目は宇和島で行われるのではないか」とみており、

どちらの病院でも宇和島徳洲会病院の万波誠医師が立ち会う見通し。




 コメント:


 2年前に、この国を代表する大学病院の院長が、私に「みんな、なんでもかんでも新しいことをやりたがるんだね・・・。」と連れションしている時に仰いました。


 それから、2年・・・。人体実験さながらの、意地の「臨床研究」ですな。


 こんな「研究」が許されるなら、たとえば、

ヒトiPS細胞の再生医療への応用に関する臨床研究も、

今の段階で、すぐはじめても「許される」ことになりますよ。


 世界中から白い目で見られながらですが。