当たり前すぎて・・・「変形性関節症ならメタボ・認知症注意 東大チーム疫学調査」
関節が痛み介護が必要になることが多い変形性関節症の患者は、
メタボリック症候群や認知症になるリスクが高いことが、
東京大学医学部付属病院の吉村典子特任准教授らの研究チームの疫学調査でわかった。
40歳以上の男女を対象にした研究成果で、
7月23日から大阪市で開催される日本骨代謝学会などで発表する。
研究チームは、2005年から07年まで和歌山県など3地域で、
平均年齢70歳の男女計3040人を対象に聞き取り調査などをし、運動器の疾患と健康状態を調べた。
その結果、変形性膝関節症の人は関節症でない人に比べて、
メタボリック症候群になる確率が約2.6倍高いうえ、
認知症になる確率は約1.8倍高かった。
また腰が痛む変形性腰椎(ようつい)症の人は、
腰椎症でない人と比べてメタボリック症候群になる確率は約3倍だった。
コメント:
昨日、ここで紹介した記事の続編ですな。
メタボとの関連を国内の学会などで発表するようだ。
審査の厳しい「国際学会」、あるいは論文での発表ではなかったのか。
動きたくても動けない人は、そりゃ「運動不足」になりがちで、
メタボになりやすいでしょうし、ひいては脳・循環器疾患にもかかりやすいでしょうよ。
こんな、当ったり前の、わかりきった研究を、東大クラスがするんじゃねえ。
涙が出るわ・・・。
ここから、対象患者さん専用の運動プログラムを開発して効果を検証したとか、
最低、そのくらいの結果を出してから発表をしなよ。
7月しょっぱな、から、怒りかよ。(´д`lll)