新型インフルで豪男性死亡 アジア太平洋地域で初 | 医学ニュースの深層

新型インフルで豪男性死亡 アジア太平洋地域で初

  

 【シドニー19日共同】オーストラリアのAAP通信は19日、新型インフルエンザに感染していた26歳の男性が同国南部アデレードの病院で死亡したと伝えた。新型インフルエンザ関連で死者が出たのはアジア太平洋地域では初めて。

保健当局は、この男性が他の疾患も抱えており、現段階で直接の死因は確定できないとしている。今まで死者が確認されていたのは米州大陸と英国のみだった。

 男性は病状が悪化し、入院して集中治療室で治療を受けていた。18日に新型インフルエンザ感染が確認された。19日現在、同国の感染者は2330人。



コメント:


 日本でもこのくらいの「感染確認者」に達すれば、(考えたくは無いが)「ハイリスク患者」の中から、不幸な転帰をたどる方もでてくるかもしれない。

 特に、今回の「第1波」でも、ハイリスクになりえる方々(妊産婦、呼吸器疾患患者、糖尿病患者など)は、引き続き、注意してください。