国内の感染130人に 新型インフル学校から市中に拡大
新型インフルエンザの国内発生は18日、大阪府や兵庫県で新たに34人の感染者が確認され、成田空港の検疫段階で見つかった4人と合わせ、国内の感染者は計130人となった。厚生労働省などが発表した。感染者はこれまでの学校中心から、企業など市中に拡大した。
神戸市中央区にある三菱東京UFJ銀行の三宮支店の20代の女性行員や、同市にあるJR三ノ宮駅の売店の女性店員も感染が判明。銀行は同支店の行員など約60人を自宅待機にし、JRの複数の売店が休業した。
大阪府や兵庫県ではインフルエンザ症状を訴える人が相次いでおり、本格的な流行が始まった可能性がある。
大阪府の橋下徹知事は18日未明の記者会見で、新型インフルエンザの「流行警戒宣言」を出した。
大阪府では18日から全域で中学校と高校が1週間の休校。大阪市もすべての市立小中高、幼稚園、特別支援学校を、堺市は市立の中学、高校を、それぞれ24日まで休校とすることを決めた。兵庫県もすべての県立校の休校を決め、公立と私立の小中高に5日間の休校を要請した。
厚生労働省が両府県に休校要請したのを受けた措置とみられる。
神戸市では5歳男児や60代男性が感染。大阪府八尾市でほかの感染者との接触歴が判明していない小学6年女児が感染するなど特異なケースも出ている。(47 News)
日本の感染拡大は、人口密度が欧州なんかと比べて高いから、よけいに早いと思います。
ただ、今の段階で、ここまで、休校・休業するのは、いかがなものかと思いますが。
この分だと、また秋~冬には、長期休校・休業ですね。