新型インフルの警戒水準判断、毒性の追加検討 WHO
【ジュネーブ=藤田剛】 日本経済新聞
世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザの感染の広がりに応じて6段階に設定している警戒水準(フェーズ)に、ウイルスの毒性に関する判断を追加する検討に入った。2005年につくられた現行制度は強毒性の鳥インフルエンザを主な対象にしているにもかかわらず、すべての新型インフルエンザにそのまま適用していることに批判が出ているためだ。
現在の警戒水準は地理的な感染の広がりを示す数字のみで、WHOはメキシコでの感染拡大を受けて4月27日に「3」から「4」に、米国での感染拡大を受けて29日に「5」に引き上げた。
ようやく、私が、ここでも、再三にわたり書いていることがWHOで正式に検討されるようですな。