メタボの基準
まずは、Newsから。
「高血圧などのメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の関連要因を複数持つ男性が
循環器病(心臓・脳疾患)で死亡するリスクは、要因を持たない男性の約2倍になることが
16日、厚生労働省研究班の大規模疫学調査で分かった。
肥満があってもなくても傾向はほぼ同じだった。
日本では、内臓脂肪型肥満(男性が腹囲85センチ以上、女性が同90センチ以上)に加え、
高血圧、高血糖、脂質異常の3つのうち2つ以上を併せ持つ状態をメタボとしている。
研究班は「現行の診断基準は肥満でない高リスク者を見落とすおそれがある」と指摘している。
研究班(主任研究者=津金昌一郎・国立がんセンター予防研究部長)の斉藤功・愛媛大学准教授が
全国の40―69歳の男女約3万4000人を13年間にわたり追跡調査した。
肥満かどうかの指標には、腹囲の代わりに体格指数(BMI)を使い、BMI25以上を肥満とした。 」
(日本経済新聞)
まあ、ウエストの基準のおかしさは、去年あたりから、散々言われてるので書かなかった。
やっぱり肥満度は、ウエストよりはBMIで、判定したほうがいいんだけどな・・・。
この研究でもBMIでの肥満度判定だ。
「見た目」のウエストのほうが、一般の方々には、わかりやすく、危機意識を持たせやすいという「利点」はあるけれども・・・。