京大iPS細胞特許、2社に供与。これで「実用化に弾み」というのは、まだHype(笑)
京都大学の山中伸弥教授が開発した新型万能細胞(iPS細胞)関連の
知的財産を管理するiPSアカデミアジャパン(京都市、吉田修社長)は8日、
バイオベンチャーのリプロセル(東京・港、横山周史社長)と
タカラバイオの2社に特許をライセンス供与したと発表した。
両社はiPS細胞を使う事業に乗り出しており、創薬や再生医療への応用に弾みがつく。
京大がiPS細胞の特許を供与するのは初めて。
同細胞はあらゆる細胞や組織に成長する能力を持ち、
山中教授が2006年に世界に先駆けてマウスの皮膚細胞から作製。
翌年にはヒトでも成功し、京大が08年9月に基本製法の特許を取得した。
ライセンス供与を受けリプロセルは今月から、
製薬企業向けにヒトiPS細胞を使って新薬の副作用を判定する受託事業を始めた。
iPS細胞から心臓を動かす心筋細胞を作り、これに新薬候補物質を投与。
細胞に異常が起これば副作用の可能性があると判定できる。 (19:54):日経新聞
特に、タカラバイオなあ・・・
ほんの少し前のゲノム狂乱(ゲノム解析研究バブル)のときの
「製品」は、どうなったの?なんにも、ものになってないし・・・(笑)。
ここ、株価対策は、うまいかもな。
なお、今後の米国の出方次第で、ひょっとしたら、この2社は、大きな損を抱えるかもよ。