米、ES細胞研究を助成へ オバマ大統領が9日に署名 | 医学ニュースの深層

米、ES細胞研究を助成へ オバマ大統領が9日に署名

 オバマ米大統領は人体の様々な細胞や組織に成長する胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究への

政府助成を9日に解禁する。米メディアが6日、一斉に報じた。

ES細胞研究は再生医療や難病治療への応用が期待されているが、

ブッシュ前大統領は「倫理に反する」として連邦予算による助成を2001年に禁止していた。

科学重視への政策転換の象徴となる。

 報道によると大統領は9日、助成解禁の大統領令に署名する。

ES細胞はヒトの受精卵から作られ、人体のあらゆる組織に成長する「万能細胞」とされる。

脊髄(せきずい)損傷やアルツハイマー病などの治療に応用する研究が進んでいる。

ヒトの受精卵を壊して作るため、キリスト教保守派を中心に保守層での反対論が根強いが、

オバマ大統領は選挙中から研究推進を公約していた。(ワシントン=米山雄介):日本経済新聞


コメント


 予想通りの展開です。これで、米国のiPS細胞研究も更に強力になるでしょう。

日本は、ES細胞研究の規制緩和すると政府がいいながら、いつやるんだろうね。