地獄のシナリオ!?
今後、世界同時不況は相当長期間続くだろうが、もしも、先進国・新興国の国際協調により、1929年の世界大恐慌の再来が食い止められるならば、以下のことは生じない。
1:小泉ー竹中時代よりも、はるかに厳しい医療・社会保障費抑制策が強行される。
2:大量失業と給与の大幅引き下げにより医療需要(国民・患者の医療機関受診)も大幅に落ち込むため、医療機関の経営破綻が多発する。
しかし、「(世界恐慌には至らないので)上記の1,2の可能性は現時点では極めて小さい」と経済学者の面々は言うが、彼らの言うことは、今まで当たったためしがないのもまた事実である。
「恐慌一歩手前」の状態が、長期間続くのなら、恐慌と同じことではないか?