アナタとは、あなたの食べた物そのものである!
You are what you ate.
・・・アナタとは、あなたの食べた物そのものである。
なかなか、優れた表現(諺?)だと思う。
文学的に、と言うだけではなく、生命科学的にも。
ヒトの身体なんて、それを構成するものは、元をたどれば、食物由来の元素だし。
また、日常的に、どんな物を、どのように食べているかで、その人の凡そがつかめる・・・と思う。だいたい、食を疎かにしている人間は、まあ、いい加減だわ。
今まで、みている限りにおいて。
例えば、ハーバード大学あたりの教官選考では、選考側と被選考者が一緒に食事をする機会があるけれど、この食事のときの評価が結構、採用の決め手になる。もちろん、食事のときの「トーク」を含めての話でありますが・・・。
研究論文の業績とか、選考書類上のものをクリアした者のみが、その機会を与えられる。そして、研究計画のプレゼンテーションも最重要。でも、最終選考まで残るような猛者は、だいたい横一線。だから、最後の決め手は「食事」勝負。
一方、料理を創ったり、売ったりする側の人間については、料理を見れば、わかる。このごろ急激に、ひどくなっているな・・・非常に悲しいことに。
「お前ら、料理を売るっていうのはな、自分を売るっていうことやで!」って、いいたくなることがある。