脳の働きを英語で、しかも5語で説明する
今日は、知人に教えて貰ったネタを1つ。
科学者は、一般の方々に対して、各自の専門分野を、なるべくわかりやすく、できるだけ短く、”しかし”本質を捉えた”説明を要求されることがあります。
ハーバード大学のステイーブン教授(心理学)はColbert Reportという番組で司会者から、次のように質問されました。
・・・「あなたの専門は脳の機能らしいけど、難しそうなトピックだよね~。でもさ、私にもわかるように、脳がどのように働くのかについて、5語以下で説明してくれないかな?」
教授は、次のように答えました。
Brain cells fire in patterns.
なるほど!でも、これだけでは、さすがに全員にはわからないでしょう。
そこで、司会者は「じゃ、あなたのいう、そのパターンとやらが人間の行動なんかを決めているんですよね?」とフォローをしました。
そしたら、教授は、次のようにいいました。
A pattern corresponds to a thought.
このように、10語あれば完全に概念が伝えられますね。
最初の5語で、まず本質を捉えつつ「パターンって何だろう?」という人々の好奇心を喚起させる。そして、次の5語で更に核心に迫っていくというわけです。
ふむふむ、勉強になりました!