韓国弟子訓練珍道中・その1(週報のコラムから) | いこいのみぎわ

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牧師であり家庭教師である摩周遍里の、ときにまじめに聖書的、ときに脱線して、飼い犬のユテコくんも笑い出す、つれづれブログです。

※今回のこのコラムは妻の執筆です。

 5月14日から16日まで、韓国・ソマン教会リトリートセンターで、「第4回主の弟子訓練指導者コンベンション」が行われ、夫婦そろって参加しました。実は、昨年2月に札幌国際キリスト教会で行われた第3回にも夫婦そろって参加しており、今回で2回目になります。

 このコンベンションは、韓国のサラン教会の主任牧師であられた故・玉漢欽(オク・ハンフム)牧師の弟子訓練の流れを汲むものです。今回のコンベンションでは、オク先生の伝記の映画も見ることができ、オク先生の弟子訓練にかける情熱と人となりを知ることができました。

 「今年の弟子訓練セミナーは、札幌ではなく韓国らしい」という情報を、どこからともなく私たちは得ていました。「そろそろ詳細を誰かに聞いてみないとなぁ……」と考えていた3月18日、今年の弟子訓練セミナーのメールが突然きたのです。知らない名前の方から……しかも添付ファイルで、件名はなく……。「ウイルスメールだったら!」と心配するいとまもなく、無造作に(確信に満ちて??)啓はメールを開き!!!……ところが、これが今年のセミナーの案内でした(#^.^#)。啓&加奈は即刻OK。このほかにセミナーの案内が来たら連絡してほしいと言われていた、東京プレヤーセンターの和氣敏治代表にも連絡。3人とも参加することになりました!

 出発直前に台風が来たり等々色々な小さなハプニングはありましたが、無事成田に到着!しかも、皆さんセミナーの現地集合時間から逆算したのでしょう、今回のセミナー参加者はなんと皆同じ飛行機になったのです!

 そして仁川空港に無事到着!「荷物を受け取ったら○番出口で待っているように!」といわれた事しか覚えていなく……そう、加奈は「弟子訓練のセミナーに行く」ということしか念頭になく、どこの場所で開催されるのか、何という名前がセミナーの正式名称なのか……全く関心がなかったのです(笑)。愛用のI-padは持ってきましたが、そのまま使えるものと思い込み(・_・;)なのでWI-FIなんて一度も使ったことはなく……なので設定方法も判らず。そのようなわけで、仁川空港の入国管理官に「どこ行くの?」と聞かれ「知らな~い!」「は???」「だって荷物受け取ったら外で待っていなさいって言われたんだもん!」「???」「だから…外でたら待っていなさいって言われたの!」ちなみに隣の列に並んだ啓先生は、英語やら片言の韓国語やらで一生懸命説明していますが、言葉が通じません。管制官は私たちの滞在場所を聞いてきます。「そんなの知らないもん!」加奈は図々しいのか?肝が据わっているのか?慌てもせず、ひたすら日本語で繰り返します。管制官はちょっとどうする?という顔で周りの方と目で話し合っています。

 そのとき、神の助けと言うべきなのでしょうか、たまたま通りかかった韓国人宣教師のパク先生(なんと今回コンベンションに参加される先生でした!)が韓国語で説明してくださり、私たちは無事に韓国に入国することができたのでした!(つづく)