どこかで聞いたボーイたちが口ずさんでいて、え?なんで??と驚いたところです。
せっかくだから、と車で流してみたのですが、ふと、ボーイが、ぼそっと。
「『紅茶のありかが分からない』ってどゆこと?」
彼女が料理を全部やっていたから、どこにあるか分からないってことでしょ
「料理しない系男子が、彼女が作った朝食に思いきり文句をいうってこと?」
まぁ、そうなるねー・・・。
「え?屑じゃない?(真顔)」
いや、昔はね、まぁ、これ昭和の歌だしね?
「やっと自由を手に入れて、『もっとさみしくなった』って、意味わかんなくない?」
「自由を手に入れる前って、二人でいた時でしょ?さみしくないでしょうよ?」
「これ、『対比』になってないじゃん、解答で書いたら零点だよ」
いや、二人でいてもすれ違いとかさ、心が離れてとかさ、さみしい感じがしてたってことじゃないの?
「そういう描写ないじゃん。」
いや、行間ってやつだよ、わっかんないかなー
「はー、意味わっかんない」
「これだから詩の世界は分かんないよねー。」
「こんなの男子校を受ける奴らに伝わるわけないじゃん。」
いや、男子校生相手の歌じゃないから。。
「結局さ、これ、料理もできないくせに文句は全力でいう屑男子が振られて未練持ちながら強がっているって歌でしょ?」
「ママ、ほんとにこれ、いい歌なの・・・??」
・・・いや名曲だから
わたし、結構聴き込んで、むしろうっとりしてたから・・・若い頃に。。
行間の、アレがいろいろあるじゃないのさ!こう、深みってやつがさ!!
「それ、深くないやつーーw」
ちっくしょう!!と思いましたが、まぁ、昭和の価値観ってやつなのかなーとも。
算数男子のドライな分析によると、受け入れがたいようです。。
ちなみに、私の人生ベスト10を挙げてと言われたら、この一曲はマストで入ります・・・。。
ちなみにちなみに、ボーイの一番は友成空さんの「鬼ノ宴」だそうです。