
日本の単独品種と言っても過言ではない「はだか麦」。
かつては「麦ご飯」として食べるのが普通だった麦で
他にも麦味噌や焼酎。麦茶などの原料になるなど用途は多い。
さて、その「はだか麦」だが、今期(2024年)は作付けが激減している。
圃場を見た印象では50%以上が「はだか麦」の作付けをやめてしまったようだ。
なぜ、こうなったのか?
わかりやすく言うと「赤字になってもう無理」が
その理由だ。
コロナの流行で需要が減ったことがきっかけで、
肥料の高騰(約2倍になった)もその理由。
しかし最も大きな理由は、
農業関係者の「生産者へのリスクの押し付け」がある。
コロナ禍により「はだか麦」が売れ残った年に
全農と農協「職員」の担当者が勝手に相談して
「麦の代金は半分しか支払わない」と決定。
金なら払わない、と生産者に対して居直った。
生産者は、農業機械のローンなどを
麦の代金から支払っていたので
各担当者に抗議したが
「支払わない」の一点張りでその年は過ぎた。
ここで、農協の「職員」について説明しておきたい。
私が所属する農協では、なぜか職員が威張っているからだ。
農業協同組合法には「農協は組合員の集まり」と明記してあり
農協は「組合員による食糧増産と経済的向上によって社会に貢献せよ」が
組合員の使命である。
これに対して、組合員ではない農協の「職員」は
「組合員に奉仕すること」が使命となっている。
つまり、農協は組合員のためにあり、職員のためには存在してないのだ。
ところが「職員」は日常の事務的業務で給料とボーナスをもらっており
組合員より裕福な立場にある。
農協の主役である組合員は、通常は群れることはなくひたすら農業に
従事している。
そのような日々が続くと「職員」は組合員を馬鹿にするようになる。
田舎のヤンキーあがりや企業の就職に失敗して
コネで入所した連中も多いと聞く。
それで、おとなしい組合員に対して威張り始める。
「組合員の言うことなんか聞くな!」
「農協は俺たちが仕切っているんだ」
「あの組合員は俺たちに意見をした。みんなでやっつけてやろうぜ」
連中は、農協法を守らない無法者の集まりと私は思っている。
私の所属する農協の「職員」は、かつて窃盗などの犯罪が続出して
全国的に報道されたことがある。
そんな連中が、「職員」組織をあげて【組合員の敵】になっている。
(後編に続く)