地方や地域によって、運転マナーが違うらしい。

 

首都圏在住のころは、地方取材はそれなりにあった。

レンタカーを借りて移動することが多かった。

その時は、運転のローカル・ルールには気がつかなかった。

 

田舎に暮らしている、いまは違う。

地域限定のルールには気をつけている。

事故になる可能性があるからだ。

 

こちらには、ローカルな交通ルールがあって、それが本来の交通ルールに優先する。

例をひとつ。

 

「早曲がり」(はやまがり)と言うらしい。

交差点での右折時、対抗する直進車が途切れたら、すぐに右折せよ。

というものだ。

 

通常なら、次の直進車が見えているので、通過するのを待つべき状態でも

「いいから、右折せよ」となる暗黙のルールがある。

他の地域でやると、対抗の直進車が立腹するようなルールだ。

 

私は、通常どおりに、安全な状況で右折している。

このあたりは田舎だから交通量が少ない。

ギスギスしないで、普通に運転すればいい、と思っている。

 

しかし、それが許せない人が多い。

まず、大型のダンプカー。きょうも激しく、あおられた。

 

この地域には、山間部の手前あたりにゴミの廃棄場がある。

そのため、ダンプカーが我が物顔で走っている。

座席が高い位置にあり、前方の視界が良いので

ローカル・ルールのとおり「早く右折しろよ」という気分になるのだろう。

 

それから、子育て世代と思われるドライバーたち。

こちらが直進している時に、無理に曲がってくるので危険な経験をした。

「車の頭(前部)を入れたら勝ち」で、直進車がブレーキを踏めばいい、ということらしい。

なんとか普通のルールに戻ってほしい。

 

田舎の県道は走りやすいが、交差点が狭いのも原因のひとつ。

交差点で右折を待っていると、後方の大型車が直進できないほど狭いから、

イライラするのだ。

 

危険なルールを自分たちで勝手に作って、

他人にも強要する「早く曲がれよ」運転はこれからも続く。

 

視聴者・読者に媚(こび)を売りたい地方メディアは

こういう問題を追求しない。

「温暖な気候」を「温厚な気性」の県民性と言い換えたりしている。

そこそこ凶暴な人、多いけどね。

 

田舎の慣習が、社会で決めた法より優先すると、その先に何があるのか、

聞いてみたいものだ。