地域代表の男は、自宅で会ったポンプメーカーの営業にこう言った。
「脅してきてやったぞ」
また、この男は、ワルの仲間にも
「俺はあいつを脅してやった。お前らもやっちゃれ」と言って歩いていた。
そして、あっという間に「脅迫してやったぞ」情報が広まった。
情報を知ったポンプメーカー担当責任者には衝撃だった。
彼は最初から「道路を閉鎖していけない。そのような工事ではない」と言い、
120キロ離れたここの現場まできて、工事業者に具体的な指示を与えていた。
ビニールごみ、昼食時に出るゴミを田んぼに捨てないこと、
タバコの吸い殻を田んぼや道路に捨てないよう灰皿を用意して自分で始末すること、など、
低レベルの指導までしていた。
ポンプメーカーの担当責任者としては「被害者への脅迫」なんて論外だった。
脅迫の事実を知った、この担当責任者と上司(支社長クラス)が自宅にきた。
「謝罪にきた」というので、短い会話をした。
ただ、私は、このような形式だけの対応に付き合うのが嫌だったので、
玄関口で少し話をしただけで帰ってもらった。
担当責任者は元気がなく、疲れている様子だった。
工事現場のある道路は、閉鎖がなくなって軽トラで田んぼに行けるようになった。
しかし、地元のワル・地域代表が
「俺はあいつを脅してやった。お前らもやっちゃれ」と指令したおかげで
我が家には次々と男が来るようになった。
「お前は工事を妨害しているんだってなあ」とウソの情報で、
男が怒鳴り込んできてきた。
こっちは被害者だ。工事の邪魔や妨害など一切していない。
私は、男の勢いに一歩も引かず、追い返した。
すると、翌日、別の男がやってきて、
「お前は工事を妨害しているんだってなあ」と同じようにやってきた。
この男にも、あなたは文句を言う相手が違うじゃないか、と言って
追い返した。2人は、顔を知っている土着の男だった。
私は、脅迫を受けたとき、
「今後、連中が何を言おうと絶対に引き下がらない」と決めていた。
いまも、ずっと同じ態度でいる。
元請けのポンプメーカー営業所の営業担当は、約1週間後、急に退職した。
自主退職か懲戒免職だったかは不明だ。
被害者は、私ひとりではないと前に、書いた。
事件が起きて、その対応が終わった頃、あの担当責任者が自殺したと聞いた。
悲しい事件だった。
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地元の地域代表は、相変わらず、仲間とつるんで威張っている。
事件の反省などゼロ。
私に対する新しい嫌がらせが始まっていた。
それに呼応する人数と地域が増えていた。