ブナの二次林紅葉まじか! | 安比高原自然学校のブログ

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ここ何日かで気温が一気に下がり、涼しい安比高原です。

今日は曇りから時々お日様が顔を覗かせています。
安比高原の紅葉状況などお知らせいたします。

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こちらは中のまきばから見る“前森山”(1,305m)です。
ここ2~3日で気温が一気に下がり、少しずつ色づいてきました。
山頂付近は徐々に紅葉しはじめています。

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こちらは“奥のまきば”の湿地帯から見ヤマザクラや草紅葉が今は綺麗です。写真では伝わりにくいですが、ヤマザクラ
こちらは安比高原ブナの二次林。少し色づいてきました。
10/中旬が見頃になりそうな感じです。

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ブナ(左)とカエデ(右)
木別で見るとブナは紅葉し始め(約20%)、ダケカンバは約40%、カエデ・ウルシが見頃、ヤマザクラが60%の感じです。
もちろん場所によって全然違うのですが、木の種類によって明らかに紅葉の時期は異なります。

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ダケカンバ(左)とリンドウ(右)
少し標高の高いところでは、ダケカンバ黄色が目立ってきました。
秋の寒さに耐えてお花を咲かせているのは“リンドウ”
この寒さに鍛えられ、この美しい青色になるのですね。
 
そもそも木はなぜ紅葉するのかご存知でしたか?
それは自分を寒さから守るためなんだそうです。
真冬はマイナス15℃を下まわる日もある北東北では、木の樹液が凍ってしまって幹に亀裂が走ってしまうことがあるのです。
それを防ぐため、秋に葉っぱを落として水の流れを止めるのです。
そして落葉する過程で、美しい紅葉という姿を我々に見せてくれているのですね☆