雪解けとともに山野草の季節がやってきますね。
安比高原より南の方はバッケ(フキノトウ)が出始めました。
安比高原で春を代表する山野草と言えば、ミズバショウ、カタクリともう一つ、
キクザキイチゲ(菊咲一華)があります。
別名キクザキイチリンソウ(菊咲一輪草)とも言います。
菊の花に似た花を一輪つけることからこの名がついたと言われています。
色は白の他に淡い紫色をしたものをよく見かけます。
このキクザキイチゲとよく似た花でアズマイチゲという花があります。
こちらがアズマイチゲ。
う~ん、キクザキイチゲとよく似ていますね。
どこが違うのでしょう?
見分け方としては葉の形に注目します。
左がキクザキイチゲ。右がアズマイチゲ。
キクザキイチゲの葉は細かい切れ込みがありますが、アズマイチゲの葉は大きく3つに別れ、キクザキイチゲに比べると葉の先が丸みをおびています。
あとアズマイチゲは太平洋側に多く、キクザキイチゲは雪国に多く見られるそうですよ。
安比高原では4月下旬~5月中旬位までキクザキイチゲを見ることができます。
興味のある方、ぜひ見に来てくださ~い!
はたぼー