【ブログ】「未来都市モデルプロジェクト」について
日本経団連が民間主導で自立型の成長都市の実現を目指す「未来都市モデルプロジェクト」を全国12都市で実施することを発表しました。
掲載記事
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http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110308/mca1103080505010-n1.htm
「未来都市モデルプロジェクト」は日本経団連が民間主導の経済成長戦略をまとめた「サンライズ・レポート」の中のプロジェクトのひとつです。日本経団連の企業が自治体と協力して2~5年かけて、環境・エネルギー、医療、農業などの分野で最先端の技術を都市に結集させて実証実験を行います。そしてその成果を商品・サービスとして国内外に売り出す計画です。
今回選ばれた12都市で実施する事業は以下の通りです。
1 岩手南部循環型バイオマス都市
2 福島医療ケアサービス都市
3 日立市スマート工業都市
4 柏の葉キャンパスシティ
5 豊洲スマート電化都市
6 藤沢環境総合都市
7 豊田次世代エネルギー・モビリティ都市
8 京都e-BUSネットワーク都市
9 山口アクティブ・エイジングシティ
10 西条農業革新都市
11 北九州アジア戦略・環境拠点都市
12 沖縄物流拠点都市
12の事業の詳細は以下の日本経団連の「未来都市モデルプロジェクト 最終報告」を参照してください。
URL:http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2011/013/index.html
この民間主導の都市づくりの試みは非常に興味深く、私も高い期待を寄せております。しかし記事で触れられているのですが、12事業のうち7つの事業は政府が進める「総合特区構想」への申請を念頭に置いているとのことです。つまり今回の実証実験の成果が上がり、他の都市に展開しようとしたらその都市は「総合特区構想」の申請をして、認定を受けなければなりません。
また例え実証実験の成果が上がったからと言っても、どこの都市でも同じ成果を上げることができるとは限りません。都市は地理的条件、産業構造、人口など多種多様です。
とは言え、都市のづくりノウハウ・インフラをそのまま輸出するという発想には非常に可能性を感じます。今後、この12都市での実証実験は注目です。