【ブログ】一般質問その④ ~原発事故への対応について~ | 「いはら陽輔と和光の未来をつくる会」活動日記

【ブログ】一般質問その④ ~原発事故への対応について~


和光市議会6月定例会で私が行った一般質問の要旨をご報告いたします。4つめの質問は、原発事故への対応として和光市内の放射線測定ついて質問いたしました。
なお本ブログの掲載内容は一般質問の際のやりとりを私がまとめたものです。正式な内容につきましては和光市議会の会議録システムに登録されますので、そちらをご覧ください。

◆一般質問通告内容◆
4 原発事故への対応について
(1)放射線量の測定について

(1)放射線量の測定について

質問:原発事故により放射性物質が関東地方にも飛散し子育て世帯を中心に不安に陥っている。国が公表する情報に不信感を抱く市民も多く、市内の正確な放射線量の数値の開示が要求されている。このような状況を受け、市は市内43ケ所で放射線の測定を行い、測定結果を公表しているが、いつまでこの測定を行うのか?
また、「東日本大震災に伴う和光市の対応指針」にてプールの水と土壌の調査を行うとのことだが、調査時期と具体的な測定場所はどこか?

答弁:理化学研究所より放射線測定器を借用して測定結果を市ホームページで公表した。今後簡易放射線測定器を2台購入する予定なので、引き続き測定結果を公表する。水道水については市内2ケ所の浄水場を定期的に、農産物については県や関係機関と連携をとって対応していく。
また学校のプールについては鉄道の北側、南側の地域おのおの1ヶ所ずつ測定する予定である。具体的対応についてはただいま検討中である。

質問:定期的に測定ということは原発事故が終息するまで行うという認識でよいか?

答弁:毎日理化学研究所のモニタリングポストで放射線を測定しているので、その状況を見ながら判断する。

質問:放射線の測定の関連で質問するが、新河岸川水循環センターの汚泥から放射性物質が検出された問題について伺いたい。汚泥については国の取り扱い基準が出され、和光市の汚泥は埋め立てできる値になっているが埋め立て先はどこになるのか?

答弁:新河岸川水循環センターは県の管理である。処理方法については県からまだ連絡がきていない。

質問:汚泥の塊が施設内にどんどんたまっていっている状態だと思うが、限界はいつごろになるのか?

答弁:汚泥と一緒に焼却灰を処理場の中で保管をしているが、県からの話では現在の保管場所だと3、4カ月は大丈夫だと聞いている。