【ブログ】和光市総合福祉会館(ゆめあい和光)の視察に行ってきました | 「いはら陽輔と和光の未来をつくる会」活動日記

【ブログ】和光市総合福祉会館(ゆめあい和光)の視察に行ってきました


昨日、和光市総合福祉会館(ゆめあい和光)を視察させていただきました。ゆめあい和光は3階建てで、高齢者福祉施設およびび障害者福祉施設を軸にした複合施設です。
今まで1階ロビーしか入ったことがありませんでしたが、市職員の方に案内していただき全ての施設を見せていただきました。

◆1階
1階は総合受付、ロビー、喫茶コーナー、地域活動支援センター、知的障害者授産施設から成っています。

地域活動支援センターでは利用者の方の目的に合わせて日常生活の基礎的な訓練や創作活動、リハビリの支援を行っております。施設内では利用者の方の絵や習字などが展示されおります。中にはプロもびっくりするような素晴らしい作品がありました。視察の最中にはちょうど体操教室が開かれていました。

知的障害者授産施設では、利用者の方がキャンドルや本に挟むしおり、パンなどを製造しています。皆様真剣に仕事に没頭されていたので入るときに少し緊張しました。集中されているにもかかわらず私の問いかけに気さくに答えていただき嬉しかったです。毎年当施設の利用者の方の中から企業に就職される方が1人、多い年で2人いらっしゃるそうです。
また、ここで作られたものは1階の喫茶コーナーで販売されております。一般のお店で販売されているものに負けない出来になっており、しかも安いので是非一度ご覧いただきたいです。

◆2階
2階は高齢者福祉センター、精神障害者小規模作業所、地域生活支援センターから成っています。

高齢者福祉センターには介護予防を目的としたトレーニングルーム、教養娯楽室、学習室、リフレッシュルームなどが設置されています。視察の最中にはちょうど手芸教室が行われていました。またパソコン教室も行われており、最新OSのWindow7での講座が行われています。
また大広間でのカラオケ大会が行われることがあり、高齢者の方々コミュニケーションの場として有効に利用されています。

精神障害者小規模作業所では、利用者の方が手作りブロ-チ、いすを作成されています。ブローチはハンカチの生地を再利用して作成し、いすは牛乳パックを使って作成しています。牛乳パックでいすを作ると書くと想像するのが難しいかもしれませんがイメージとしては家庭の化粧台によくあるような背もたれのない丸いいすです。牛乳パックで出来ているので大変軽く、しかも強度もしっかりとしています。
このブローチもいすも作業所内で販売されています。
またこの作業所内にはリサイクル品を販売しているスペースがあり、雑貨、食器、家具、本など様々なものがたくさん陳列されています。本はオンライン書店のAmazonにも出品しています。どの商品も通常のリサイクルショップで販売されているものよりずっと安いです。ご存知のない方が多いと思いますので一度足を運んでみてください。見ているだけで楽しいです。

◆3階
3階は一般の市民の方が利用できる会議室、図書室、プレイルーム、和室、保育室、授乳室、演奏室、そして和光市市民協働推進センターがあります。

和光市市民協働推進センターは和光NPOネットワークの方が常駐され、和光市のNPO活動の支援、市民からの相談業務等を行っています。市内で何か活動を始めたい、市民活動に興味を持っている方は是非当センターにお気軽にお越しください。

以上が和光市総合福祉会館(ゆめあい和光)の概要です。一般の市民の方もご利用が可能な施設も併設しておりますので是非お立ち寄りいただきたいと思います。

なお、ゆめあい和光の詳細については以下のURLをご参照ください。

http://www.city.wako.lg.jp/home/busho/_5981/_5982/_5985.html