Women in motorsport in Asia | レーシングドライバー井原慶子のおもいっきり行こう!

Women in motorsport in Asia





KEIKOは6月のFIAの会議 in Munichでもそのワンピース来ていたでしょ!というラガルドさんのご指摘どうり、私は緑の服この1枚しか持っていない感じでさぞかし臭いと思われたでしょうか・・・(笑)




先日、IMF専務理事として経済や国際社会をリードするラガルドさんとお話できて大変刺激的でした。



私は今までの15年のレースキャリアの中で、ラガルドさんの母国であるフランスの人たちやチームに大変助けられました。 フランスは女性登用先進国ですが、女性の活躍が経済や社会に有益だと理解されている背景があり、仕事に対する成果や多様な働き手を受け入れてくれる環境があります。そんな背景から、今年もフランスのトップチームとタッグを組み、結果を出すことができました。



ダイバーシティの観点でまだまだ閉鎖的と言わざるを得ない日本の自動車産業やモータースポーツにおいて、女性が活躍することにより、立場や価値観の違いを理解して共存できる成熟した社会への追い風になればと思います。





 まずは先日、日本でも立ち上がったWomen in motorsportの活動やFIAの活動を進...めていきたいと思います。女性レーサーのみならず、競技運営の要であるオフィシャルやボランティア、メカニック、エンジニアそしてマネージャーなど、モータースポーツや自動車産業に関わるあらゆる職種で女性が活躍できる環境作りに貢献できればと思います。




世界が刻々と変わる今、国も企業も個人も新しいことに挑戦してアイディアを生み出し、発展していく必要があると強く感じています。新しいアイディアとは、多様性から生まれるもの。性別も多様性においては重要なポイントです。今まで世界50か国をレースで転戦してきて、性別、国籍、年齢などさまざまな壁がありましたが、立場や価値観の違いがありながらも協力して挑戦すると、素晴らしい成果を達成できることを体感してきました。




日本では、『女性の活躍』が1つのアイディアとしか理解されていない部分もまだまだありますけど、多様な人が協力しながら働けることを日常の風景とさせるために、先ずは女性の力を最大限発揮できる社会背景作りに貢献できればと思っています。



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