時速300キロのコーナーで数百メートル先を凝視すると・・・ | レーシングドライバー井原慶子のおもいっきり行こう!

時速300キロのコーナーで数百メートル先を凝視すると・・・


レーシングドライバー井原慶子のおもいっきり行こう!




今週は、WEC世界耐久選手権第4戦イギリスラウンド。ロンドンから北西へ車で1時間半ほど行ったところにあるシルバーストーンサーキットで行われます。入り口にモータースポーツの聖地とも書かれており、イギリスに長く住んでいた私も世界で最も好きなサーキット。ホームコースでのレースが楽しみです!




2000年にイギリスに渡り、フォーミュラールノーでレースデビューしたときには、このサーキットで現F1ドライバーのキミ・ライコネンやフィリッペ・マッサと共に戦いました。




デビューしたての私は、イギリスに渡ってからよく目が乾くようになっていました。

もちろんイギリスの気候が日本より乾燥していることもありましたが、何よりイギリスのサーキットは、難易度の高い超高速コーナーが多い。中にはF3でも3.8Gの力が8秒間もかかり続けるサーキットもあり、走行ラインを間違わないように視点に気をつけていると、瞬きもせず数百メートル先を凝視しています。当然瞬きをする回数が減ると、目も乾いてくる。


まだこの頃はコンタクトレンズを選んで使っていなかったので、よく乾いた目の上のコンタクトも水分を失い、カチカチになって目が閉じられなくなって時速250キロオーバーで先が見えずヒヤっとしたことも。

それから「目のうるおい」にはこだわってコンタクトレンズを探すようになりました。




クーパービジョンアスリート支援プログラム での参加を機に、定期的に眼科に通い、今の生活や目の状態に合ったコンタクトレンズを処方してもらっているので、レース中も目の状態は良好!
レース中にコンタクトレンズが乾いてしまって仕方なく涙で目をうるおわせるために、超高速で走ってライバルとバトルしているにもかかわらず、何か涙が出るような悲しいことを無理やり考えたりしていたこもとありましたが・・・(笑)




今つけている「1day aquair TORIC」は、リピジュアというヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持つ成分で私の場合は乾き知らず。レースで目を酷使しても、乾燥が多い国でも目が一日中うるおっているので本当に助かります。




今週のイギリス・シルバーストーンサーキットでのレースでも大好きなストーコーナー、ベケッツ・マゴッツコーナーと連なる超高速コーナーをアクセル全開で攻めたいと思います!どうぞ応援よろしくお願いします。



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クーパービジョン・ジャパン社アスリート支援プログラム に参加しています!

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