石川遼選手にもらった・・・
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キャー りょーいしかわだよー
先週末行われたフジサンケイクラシックでホールアウト直後のボール。
私の唯一の王子と言えば、元F1レーサーのミハエル・シューマッハ。
私のレースデビューイヤーに、イタリアで行われたフェラーリチャレンジワールドファイナル選手権後の表彰式でシュー王子が激励のキスを私のほっぺたにしてくれた時は、超感激。
日本に帰国するまで記念に顔は洗いませませんでした。
ミハエル・シューマッハ選手は、決してイケメンとは言いませんが、王者のオーラをまとう素晴しい人でした。
しかし!最近の日本の王子と言えば、ゴルフの石川遼選手。私も注目しています。
家に帰宅後、スポーツニュースを見ていると、プレイしている石川選手の背後に見覚えのある人物が。。。
父だぁ。。。
「ねえねえ、パパ今週末どこいってんの?」と母に聞くと、
「フジサンケイクラシック。」だと。
父はすでにリタイアしていますが、自称”職業はアマチュアゴルファー”と言い、毎日ゴルフの午前練習と午後練習に出かけ、週末はゴルフの試合に出場。アスリートのようなゴルフきちがいです。
そして、各種ボランティアにもよく出かけていますが、今週末はフジサンケイクラシックの大会ボランティアとしてゴルフ場へ。
そんなゴルフの知識・経験豊富な父が、石川・宮里・深堀組のスコアラー担当として、大会を一緒にまわったそう。
ということで、石川選手は私の父にボールを渡したわけです。
スポーツは、スポンサーになる企業やメディアなどたくさんの支援があって大会が行われるわけですが、こういったボランティアの存在も見逃せません。
モータースポーツの世界でも各コーナーで旗を振るオフィシャルやクラッシュ時の救助隊など、ボランティアで大会を支援してくれる人がたくさんいます。特にイギリスは、モータースポーツの聖地ということもあり、オフィシャルの数は1レースで1000人参加しているという大会もあります。
早朝にサーキットに到着すると、レストランはオレンジのつなぎを着たボランティアのオフィシャルが、フィッシュ&チップスをお皿山盛りに食べています。夕方までサーキットの各コーナーに待機して、次から次へ行われる各レースを運営サポートしてくれるため、レストランに帰ってくる時間がありません。
そんなハードワークを無償でこなしてくれる彼らは、私達ドライバーが完走した後、ゆっくり一周サーキットを周回するときには、優勝した時もビリでも拍手喝采で完走をたたえてくれます。
そんなボランティアの存在を本当にありがたいと感じているという石川遼選手は、プレイ中でもボランティアの父を気遣って、父が着ているゴルフ用レインウエアーを
「それ、すごいかっこいいですね!」とほめてくれたり、声をかけてくれるのだそうです。
試合を終えホールアウト後は、即座にボールにサインをして「ありがとうございました。」と握手と共に父にボールを手渡してくれたようです。
そのようなボランティアを尊重する意義も一緒の組でまわっていた選手会長の深堀選手と先輩選手である宮里選手が継承しているからだと。
特に宮里選手とは一時期同じトレーナーの先生に私もついてトレーニングしていた時期があり、何回かご兄弟と一緒にトレーニングさせてもらいましたが、その時も素晴しい選手だと感じました。
ということで、私が直接もらったボールではありませんが、父がゲットしてきた素晴しい3選手のボールを見て、日本のスポーツ環境も少しづつ良くなっていることによって世界で戦う素晴しいアスリートがたくさん輩出されていることを感じ、家族では大いに盛り上がった楽しい夜でした。
おやすみなさーい。