レスリー・ニールセンという俳優の訃報が有った。
実はある年代の方は『裸の銃を持つ男』というシリーズでコメディー俳優と思われているが、けっこうシリアスな映画やテレビシリーズでも活躍した時代もあった。

『禁断の惑星』というSF映画をご存知でしょうか?
これはSF映画の歴史にも残る名作でウォルター・ピジョンと共にその主人公のだった。色を添えるアン・フランシスがなぜかずっと短いコスチュームで足を出していたのも面白かった。

瞬間だが主役をし、売れなくなってテレビシリーズの『ニューブリード』という刑事もののリーダー役でパッとしなかった彼がコメディーで新境地を開く、こういうイメチェンもあるのだなと昔の彼を知っていると面白い。
ロビン・ウイリアムス、ブルース・ウイルスやマイケル・キートンの様にコメディーからシリアスな役柄への変身が多い中、逆は珍しい。

そういえば故藤田まこと氏は声帯模写、名女優森光子さんは漫談をしていた。
大変身。

私も貧乏楽器屋から大金持ちに変身したい。