エデル・ジョフレの様に。

恐らく大半の方は何のことかわからないと思います。
昨夜の長谷川穂積がバンタム級からフェザー級へ上げて二階級制覇をした試合をテレビで観戦してエデル・ジョフレを思い浮かべた。
『黄金のバンタム』と言われ、世界最高のボクサーと言って過言ではない世界チャンピオン。

減量に苦しみながらバンタム級の王者のときファイティング原田氏と対戦僅差で破れ、その後リターンマッチでも破れ、一旦は引退を決意、その後続行を決めフェザー級に上げて37歳で世界チャンピオンとなり何度か防衛後そのまま引退。
唯一２敗は ファイティング原田氏との敗北だけ。
バンタム級でヘビー級のパンチ力と言われ、KO率95％というハードパンチャーだがデフェンスも素晴らしく打たれないので本当にハンサムな方だった。
しかも、インタビューでも素晴らしい紳士で人柄も素晴らしい人だった。
私がボクサーで最も尊敬する好きな選手。

長谷川チャンピオンには彼のようになって欲しいし、なれるチャンピオンだと思う。
彼の人柄は地元の神戸でもすこぶる良い。
勝ち負けではなく、彼の生き様を見習う若い人たちが続くようなボクサーになって欲しい。

昨夜は本当に素晴らしい戦いぶりだった。