教育と教養、本来正比例しなければならないが、残念ながら日本では反比例している。
日本の教育の場合はカリキュラムとメソッドに頼りそれを指導する為のマニュアルがあり、手っ取り早く受験や試験に受かるためのノウハウのみを教える。

子供さんたちを有名な大会社に就職させたければ、日本の大学(東大、京大も含む)に進学を考えず、留学させる事をお薦めする。
日本の大企業も外資に株を持たれているところも多く、今までのガラパゴス状況から世界戦略に転換することは確実。自らの意見も持たず考える能力の無い日本人の若者を必要とするだろうか?

社内の会議は英語で、社員として活躍する国の言葉が堪能でなければいけない。ヨーロッパ、アメリカで活動する場合は音楽(クラシック、ジャズ)を理解できる教養とスポーツ観戦にも興味を持たねばならない。
当然、アートも、文学、歴史、民族や宗教にについても知識が要る。
日本では感じたことのないユダヤ人についての知識も必要かもしれない。
従って、現在行っている塾での勉強は役に立ちにくいかもしれない。
円高のうちに留学させてしまったほうが良いかもしれない。

音楽もコンクールではなく、最終に何処の国で誰に習うのか?
それが、音楽家になるための条件になりそうです。もちろん才能豊かな人で留学しなくても素晴らしい人もいる。
その人も海外のセミナーなどは受講している。

今の日本は中国ほど露骨ではないが、ある意味、それ以上の拝金主義の教育になってしまった。情緒感や友情や大きな愛情を捨て去りかけた教育で失敗している。
ノーベル賞を獲得された方々の受けた教育とは異質の教育システム化された文部科学省主体の物。
捨てましょう、一旦日本の教育を貴方のお子さんの為に。

それから、若者達必ず映画を観ておくこと。古い名画も。
私が話せる若者が欲しいから。