ベヒシュタイン、アウグスト・フェスター、グロトリアン、ファイファー、ザウター、 シュタイングレーバー、ブリュトナー、エストニア、メーソン&ハムリン、シンメル、ブロードマン、ヘスラー、シュルツ&ポールマン、ザイラー、ウイルヘルム・シュタインベルク、シェーンブルン、ボールドウィン、イルムラー、ケンブル、ペトロフ

幾つの名前をご存知でしょう?
この名前を見てピアノメーカーとわかり触ったことがあれば素晴らしい。
実は楽器屋でさえも知らないところもあり、私も見たことが無いものが2つほどある。
実はこの倍以上のメーカーが世界には存在する。
上記は国産メーカー以上のクォリティーのピアノです。

今名器といわれるスタインウエイ、ベーゼンドルファー、ファッツィオリのうちスタインウエイは韓国のサミック社、ベーゼンドルファーはヤマハと東洋の会社の傘下にある。
上記のメーカーも中国メーカーに買収されヨーロッパで作られているピアノメーカーはごく少数。

ただし、中国で作られても製品のクォリティーを落とさず、むしろ向上させようとしているメーカーもある。
国産メーカーもパーツ類を含め、はたして何処で主に作られているのかは分からない。

売る側も買う側も自らの目利き(耳利き)が必要となるし専門家のアドヴァイスも必要かもしれない。
ピアノを指導していたり、メーカーの音楽教室の先生に店頭の「ピアノを弾いてみてください」と言っても大半は弾いてくれない。
演奏活動している人は逆に「弾いてみてもいいですか」と言ってくる。

各メーカーによって微妙に異なるのが私にとっては楽しい。
しかも、同じメーカーの同じ機種でもでも個性が変わる。良い楽器を作るメーカーほど顕著だ。
よいメーカが使う木も素晴らしいものが多いし美しい。
音色をタッチで作れない電子ピアノと大違い。
やはり毛筆とシャープペンシルの差はある。

ピアノ指導者の方、買う買わないは別物。
昔と違い、世界中のピアノに触れるチャンスは増えました。色々弾いてみてください。ハンサムな男性に逢った様な気がするかもしれませんよ?
私は美女との邂逅ですが。