何となく女性陣から聞くと、最近はデートや女性をと食事に行っても支払いは割勘と聞く。
私にとっては不思議な感覚でもある。
そこそこの年齢のおっさんに連れて行ってもらう所もチェーンの居酒屋が多いと聞く。

父から「女には払わせるな」と言われて育った私には理解しがたい。
今でも人と食事に行く時、特に相手が女性の場合、下心は無くとも何処に連れて行くかかなり考える。
私は全く好き嫌いは無い、しかし初めての方の嗜好はわからない。
従って必ず和洋中の何が良いか、苦手なものはないか男女関係無く尋ねるようにしている。
ただ、それ程高価な店には行っていないが味にはこだわりを持っているつもりである。

先方が御洒落をしてきた場合にはやはり服装にあった所へ行くようにしている。
そういう感覚が無い人物と会うと不可思議な気がする。
相手が若い男だったら多少許せるがそれなりの年齢と仕事でのキャリアを積んで来た人だとどんな風な生き方だったのかと思う。
おそらく接待では高級な場所で高額な支払いをしていただろうが、プライベートでリーズナブルで味の良い店を見つけることも無く、ただ全国何処へ行っても知っている店が安心感があったり、ネットや雑誌に頼ったりして店を選んでいるのだと思う。

神戸でも観光客でにぎわう中華街があるが、私たち地元の人間はほとんど行く事はない。
地方に行くとき(家内以外の女性とではない)には、同業の友人、知人達から紹介を貰うようにしている。
どうも日本の男の生き様にダンディズムが無くなり粋という言葉も消えて双方の言葉も死語となりそうな危惧を感じている。

そのうち、読者の美女たちとデートの機会もあるかもしれないから、良いお店を探す努力を怠らないようにしよう。
その為にも景気が良くなってほしい。民主党頑張ってくれ。