9月2日から5日まで同業の仲間達と中国まで視察と勉強に行ってきました。
中国という国、三度目だが行くたびに説明不可能な不可思議な国。
まず、世界の楽器メーカー、ヨーロッパの名門メーカーの多くは中国(スタインウエイは韓国)に制覇されつつあることが一つ。

共産国だがむしろ日本以上に自由さを感じる。
良くも悪くも人々は思うがままに生きている。
大きなショッピングビル全体がコピー商品を販売しているショッピングモール。
CDショップの隣の店の前で露天商がコピー商品を五分の一くらいで売っている。まず日本では出来ない。

パトカーが交通整理をしている交差点で待っていると、コピー商品を売りに来る。
案内してくれている方がタクシーを捜していると言うとそのおばさんが何処かに電話。大型のワンボックスの白タクが来てそれは旦那がやっているとの事。屈託が無く何か陽気で楽しい。

電気店街ではなく、楽器屋ばかりが並んでいる通りで1元(約13円)ショップがあり、前日友人が偽物ショッピングモールで買った同じようなデザインのサングラスが1元。
前日のサングラスが高級品のように思える不思議な感覚。

政治的に発展できなかった中国が韓国に次いで眠りから覚めた現在、今の日本が勝てる要素は極めて少なくなった。
インドも目覚めつつある。
さてこれから世界の情勢はいかがなるのか?