一昨日から昨日と兵庫県楽器商組合と云う団体の総会で下呂温泉泊で郡上八幡、飛騨高山(ゴルフ組は別)と観光と親睦で出掛けた。
実は消去法で私が組合長を仰せつかっており、その改選も有った。
途中、鳩山首相の辞意表明があり、私も辞意を申したけれど消去法で再選されてしまった。

この団体で30数年前に同じ旅館で泊まった。
その時には多くの諸先輩も元気に存命だった。
本来、私よりも優秀な組合長たちが本来亡くなるべき年齢ではないのに鬼籍に入ってしまわれたり、会社が合併で退陣させられてしまったり、結局消去法で私になっている。

私にとって兄貴のような存在、また弟のような存在の社長たちが居ない。
そのご子息が来ている。
しかし、親しく語れる人々のいなくなった組合。
今までで最も淋しい思いが胸の中にあった。
バスの中、会議の中、宴会の中で親しき方たちの面影を探していた。

この時代、私たちがどのようにするべきなのか?彼らに心の中で問うている私がいる。
今度の日曜日、6月6日は『楽器の日』。
この殺伐としてきた社会へを潤す音楽のための楽器を我々が如何に提案・提供していけるか?
彼らの笑顔を思い出しても、答えはまだ届かない。