もうすぐあの日が

今朝、『えべっさん』にお願いするため西宮神社に参って来た。
３連休で穏やかな天候も有り、多くの方が来られている。
今年こそ日本中の景気が上がる事を祈るため。

震災以降、後７日で丸15年になるが神戸の景気は最悪のまま回復の兆しも見えていない。
おそらく我々被災した者以外、阪神淡路大震災も過去の記録として風化している事と思われる。
しかし、私たちにとってはいまだに被災時の感覚のまま15年の日を迎えようとしている。

もし、震災が無ければあの人もこの人も私と話をし笑い合っていた事だろう。あの人はお子さん達の成長を見ながら多くの想い出が出来ただろう。お嬢さんを嫁に出し孫も出来ていただろう。
あの子はお父さんやお母さんと楽しく過ごせただろう。
そして、我が社の経営ももう少しは楽に出来ていただろう。
しかし、それは叶わぬ事。

この日記を読まれた方、日本に住む限り必ず震災を受けるはずです。
私たちの様に無防備に受けないでいただきたい。被害は必ず有ります。しかし、家族の命だけは救える対策を講じてください。