先日、知人と食事に行ったときに隣のテーブルで4人の男性のグループが話していた。
大学の恩師とその生徒でやはり色々な大学で教えている先生方らしい。
最近の学生たちの事を話されていた。
初めて講義に行った時に椅子に座らず床に座っている学生がいて驚いたとか学生たちの不思議な言動に戸惑っているとか話していた。

私もその時、食事をしていた方がアートセラピーをされている方なので何となく興味を持って聞き耳を立てていた。
今の日本の家族は共に暮らしていてもある年齢から塾に通ったり父親は残業等(帰りたくない症候群かも)で帰宅時間は遅い。
従って一家団欒は死語になっているかもしれない。

塾通いの子供たちが夜遅く帰宅する姿を見た外国の方たちは一様に驚く。中には「アメリカだったら虐待で親が逮捕されるぞ」と言う方もあった。
幼児、児童の睡眠時間がもっとも短い国が我が国である。
つまり、脳の発達障害を持った子を育てているのだろう。

日本語が通じなくなった親が増えてるとも隣では話していた。
その通りでしょう。モンスターピアレンツなる言葉が生まれている訳だから。
その親たちも子供と同じ様な生活をして来たのだろう。
学生たちの会話とコミュニケーションの幼さも話していた。

人間には五感というものがある。特に訓練をせずとも正しい生活をすれば五感は育つ。
便利と思い、化学物質や化学調味料、自然でない作り出した物質や物体に頼った生活をすることが子供たちの脳の発達を阻害していくことに我々も気付かずにいた。

今から教育をして変えることが出来るのは少なくても40年くらいかかる。
日本が一時期の活気を取り戻すことは当分出来そうにないかもしれない。
自殺者、家族間の殺戮はこれから当分増加すると思い、気をつけよう。

親の教育カリキュラムも作成しなければならないかも。
日本を良くする為、民主党さん頑張ってや!