私が子供の頃、父がリンゴの事を“ゴンガ”と言うので尋ねたら「お前が言葉を覚えだした頃、リンゴが言えなくてゴンガになっていたから」と言われた、従って我が家ではゴンガがリンゴの事。
そして上の娘が同じ頃、牛乳を”ちゅんちゃん”、スパゲッティは“チュチュポン”と言うのでその呼び方になっている。
下の娘はキンピラゴボウが“ピンシラボドー”になるので、今だにその呼び方で我が家では通じる。

思えば子供の一番可愛らしい頃、子供達が言葉を覚えて行く過程でつたないおしゃべりの中、親も子も言葉で楽しんで行くのではないでしょうか?
生まれて子育している時、喋れなくとも我が子に話しかけて来られたと思います。今まさにその時と云う方もいるのでは。

人間の脳の発育は12歳くらいまでと言われています。
とにかく楽しく会話する時間と習慣が有れば有る程、子供の発育には良いと思います。子供がおとなしくしているからとゲームやテレビに子守りをさせる事は大変危険です。
夜遅くまで塾に行き、一家団欒で食事を出来ない環境が今の日本の家庭。
この時代、仕事に追われ、なかなか子供と逢えないお父さん達も多いと思います。
私もそうでした。

家庭内の方言と云うのか特殊原語と云うのか分かりませんが、そう言う言葉が多く有る家庭がいいですね。
もう、クリスマスの飾りをした所も見かけます。
日本中の、いや世界中の子供達にサンタさんが来てくれるといいですね。