昨日、久しぶりに1日休めたので、突然思い立ち私が親しかった今は亡き方と5~6年程前に行った料理屋に行ってみようと家内を誘って行った。

途中車のナビに郡家海岸海水浴場と云うのが出ており、突然に55年前、両親達と当時の父の会社の従業員と夏に慰安旅行に来た事が蘇った。
当時、両親と海水浴に来れた事が嬉しかったのか、鮮明に思い出して来た。

旅館のすぐ前に海水浴場が有った様に記憶しており、私達兄弟が退屈しない様に映画も見に行った事も思い出した。その映画館の2階が畳敷きだった事も思い出した。しかも見た映画は、大木実主演の映画だった事まで思い出した。
夜に宴会が有り、芸者さんなのか定かでは無いが、地元のおばさんのような方達がこの地の音頭を歌って踊っていた事も思いだした。

目的の料理屋さんもこの地に有り、経営者の奥さんに聞いてみた。私の娘くらいのご夫婦なので映画館が有った事は知らなかった。彼等のご両親に聞いてみますと言われ、聞いたところ確かに映画館も有り、その頃はこの辺りも結構にぎわいも有ったそうです。

この場所にはイザナギの命を祀っているイザナギ神社(字が難しいのでカタカナにしました)と云う、立派な神社も有り、その他にも神話(古事記)に出て来るこの淡路島と云う風光明媚な島に思い入れも感じている。

家内とこの料理屋さんの美味しい名物料理、水煙蒸しの魚介類とお肉とをいただき、何故こんなに突然45年も前の記憶が蘇ったのか不思議な思いで帰って来た。
よほど楽しい思いの海水浴だったのだろう。
両親に感謝!