先日家に帰ると珍しくジミー・スミスが流れていた。
我が家にはLPが大量にある。自ら集めていたコレクションに友人が処分したいからと云うのを引き取っているので数千枚になる。
これの処分をしようと家内が言いだした。その中で、たまたま目についたのをかけたらしい。とにかく音が良い。

普段、いくつかのアルバムはCDでも買っておりi-Podに落とし、かけ流して聴いている。スピーカーはタイムドメインを使っているので、音はそのあたりのオーディオよりもはるかに良いのだが、全く歯が立たない。
結局、色々と聴いて、家内も処分を悩みだした。一応、演奏が気に入らない物を選び売りにいこうと云う事になった。

CDは高周波と低周波をカットして録音されている。高・低周波部分が無い。耳では感知されない高周波や低周波(年齢差で異なる)も音になれば空気の振動だから体で感知している。
その差が大きいのだろうと思っている。

耳だけで聞き取れないが感じている事が大切だと思う。
私はヘッドフォーンやイヤーフォーンで音楽を聴く事が出来ない。
やってみると幻聴を聴いているような感覚に襲われる。
音は小さくてもスピーカーから聴く方が好きだ。前述のタイムドメインのスピーカーは音を下げてもクリアーなので気に入っている。

多分、若い人はLPの音を知らずに育っているのだろう。
私はSPレコードを蓄音機で聴いていた記憶が有るし、骨董屋で蓄音機を買いSPも聴ける様にしている。
興味ある方は聴きに来られませんか?