日本の子供達、世界中で最も恵まれた環境で育っている様に見える。
教育も行き届き、障害のある子供を除くと識字率は100%に限りなく近い。
飢餓も疫病も蔓延していない。

しかし、世界で最も睡眠時間の短いのが日本の子供達。
画一的な集団のルールの中にはまらなければ、スポイルされる。したがって、常に周りを意識しなければだめ。指導されるスタイルは、「こうしなさい」と一方的に指導される。「何か質問は?」と云う問い掛けに自分の意見を言おうものなら、たちまち問題児。

塾が優先の生活で、夜10時に小学生が一人で歩く姿も見かける。
海外の友人が不思議がる光景。必ず「親は何をしている」と聞かれるが答えにくい。
国によっては訴えると親が虐待で逮捕される所も有るそうだし、夜遅くファミフェスに子供達を連れて来ている家族の集団も訴える事が出来るとも言っていた。

スポーツの指導も個性や能力を見ずに指導するアマチュア指導者ばかり。元プロやそのスポーツで一流だった選手達が指導すればもっと変わる気もする。
これは、あらゆるジャンルの指導者に当てはまる気がする。

これだけ平和ボケしている国でありながら、毎日、虐待で亡くなる子供達がいる。
かえって哀れさを感じませんか?
毎日子供達と接していると彼等と我々が子供時代と何ら変わらない、ただ物が豊にある事くらい。
子供を変えるのは大人達です。
せめて睡眠時間を世界の標準にして欲しい。
世界に羽ばたける若者も多い時代だから、もっと彼等の個性も大事にしたい。