土曜日の朝、アンリ・バルダが関西空港に到着した。
神戸では先週の木曜日から15日までルミナリエが始まった。
思えば、2年前にアンリがコンサート出来た時もこの時期で、一緒に見に行った事を想いだした。その前は、デヴィッド・カドーシュを呼んだ時だった。

神戸に住みながら、初めてルミナリエを開催したとき以外は、外国人が来た時くらいにしか行っていない。人が多すぎるのと、浮かれ気分になれないからかもしれない。
毎年、開催が危ぶまれているルミナリエ、何とか持ちこたえているのは、震災の鎮魂の気持を捨てない人がわずかでもいるからだと思う。

初めての年、今程混んでいなかったので、点灯の瞬間から行ってみた。その瞬間の感動は今でも持ち続けている。その時ともに行った方も若くして亡くなってしまった。
多分、見に来ているであろう、天国から。

アンリが持って来てくれたお土産。パリのシャンゼリゼに有る、有名なカフェ『フーケ』のマロングラッセ。前回も持参してくれた。
このマロングラッセは12月のみしか作っていないものだそうだ。兎に角、食べた事の無い味のマロングラッセ。素晴らしく美味しい。
何年か前、この『フーケ』に夕方5時頃、行った時、入って来るお客は美女ばかりで、思わず家内に「美女以外は入れないのだろうか?」と言った覚えが有る。
レマルクの小説『凱旋門』の舞台でもあり、映画ではイングリット・バーグマンがこの店にいた。

マロングラッセではないが、当社の近所のケーキ屋さん、10月から11月限定の和栗を使ったモンブランを出す。大変美味しい。
洋の東西を問わず、こだわっている店は嬉しい。

天国に行かれた、かけがえの無い人達、こっそりと我が家に来てマロングラッセを味わってください。
そして、アンリの弾くコンサートにも是非。